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ボランチ ピボーテ レジスタ アンカー [毬]

ボランチ ピボーテ レジスタ アンカー

ポジションの呼び名です(^^♪

ボランチ、ピボーテ、レジスタ、アンカー.png

日本では、まとめて「ボランチ」と呼ぶことが多いですね。

んでも、厳密には、少しづつ違います(;^ω^)。

そもそもw、猫毬の上記イラストの説明が間違っています(笑)。

ボランチやピボーテってのは、「何をする選手か?」を指す言葉で、

「何処にいるか?」を指す言葉ではありません。

強いて言えば、「アンカー」ってのは、大抵、中盤の底に居ます(^^♪

さて、ざっとですが、、こんな感じです。

図は、スペインでの呼び名をベースにしたもの。欧州でも各国で少しづつ違います。
ポジションの名前解説.jpg
※クリックすると大きく表示されます♪

スペイン(スペイン語圏)では、呼び方が…ってか概念が少し違いますね~。

ただ、なんとなく、、エストレーモはラテラルの前方に位置する事が多い。とか、

ピボーテは、役割で背番号が割り振られていたり、とか、傾向はあるです♪

ラテラルってのはサイドの選手って意味で、
サイドバックもウイングバックも一緒くたですw



ボランチ:ポルトガル語で「舵取り」。
日本とポルトガル語圏くらいでしか使われないww。
んでも、日本では、広義で使用できる分、便利な呼び名ですので、
これはこれで、アリだと思います(^^♪

ピボーテ:スペイン語圏での呼び名。「軸」という意味のピボットが語源。
バスケファンなら、なんとなく分かりますよね~w。
回転軸を中心に、いろんな場所へボールを展開するオシゴトです。
攻撃的なピボーテは(ocho)8番と呼ばれたりします。
逆に、守備的なピボーテは(seis)6番ですね♪
ポジショニングは関係なく、大体がメディオ(MF)の位置から、プレーするのですが、
ピボーテが一人(uno)なのか、二人(dos)なのかで、位置関係も変わります。
中盤の底に居ることが多いですが、
サイドを起点にゲームメイクするレアな選手も稀にいます。

レジスタ:イタリアでの呼び名。ピボーテよりは仕事色の強い意味合い。
語源は、、おお。今知ったですw演出家って意味なのかw。。
この呼ばれ方をする選手は、何処にいても仕事が変わりません。
ガッツリ、チームのタクトを振ります。ただし(o'∀')b。どの程度振り回すかは選手次第w。
(;^ω^)、ボランチと同じで、レジスタにもいろんなタイプが居ますw。
解り易いタイプだと、、昔のピルロ?とかですね。
でも、、体格に恵まれ、空中戦に強く、攻撃参加もするタイプもいます。
昔のヴィエラ、今なら、スペイン代表のロドリ。とかでしょう。ん?ブツケツか?( ̄▽ ̄;)。。

アンカー:英語圏の呼び方。その名の通り「錨いかり」を意味します。
中盤の底で、相手の攻撃を絞るお仕事です。
ワイパー。なんて呼ばれ方もします(^^♪
日本でいえば、遠藤航でしょうかね。

このように、ポジションとタスクの概念が各国で少し実違う事によって、
サッカースタイルも変わってきた歴史があります。

出来れば、日本代表や日本国内のサッカーなどは、

後発の有利を活かしてw。良いトコ取りで運用したいものですね(^^♪



現在、欧州移籍した選手は、
これまで体験した事の無いタスクとポジションを与えられているケースが多いです。

富安(アーセナル)。サイドバック。

橋本拳人(ロストフ/ロシア)。インテリオール。

川辺駿(グラスホッパー/スイス)。メディアプンタ。

三笘なんかもフォワードで起用されたみたいですね。

なので、理想的な環境でプレーが出来ている欧州組の選手は、
少ないかもです、、。

吉田、室屋、田中碧、遠藤航、久保、堂安あたりは、
かろうじて特異なポジションですが、
吉田や遠藤、あとは久保を除いては、出場機会自体が減ってきています。

南野に至っては、リヴァプールに所属してはいるものの、
開幕6試合で出場ゼロ。。グッズ販売と日本人との契約って面での、
ほぼマスコット状態。(。-`ω´-)ンー…。。
カップ戦で活躍したとしても、結局、すぐに控えになっちゃうでしょう。
慎重に考えたい時期ですねぇ…。。


次の代表招集、どうするのやら…(;^ω^)。。



あ、昨日、ご紹介した浦和の平野なんかは、完全に「レジスタ」タイプです。

にゃほ


(=^・・^=)