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静岡学園 優勝 <高校サッカー選手権> [毬]

<静岡学園>優勝☆高校サッカー選手権

熱すぎました…(=^・^=)

第98回全国高校サッカー選手権大会 決勝戦

静岡学園 vs 青森山田高校

3-2

静岡学園は24年ぶり2回目の優勝。
単独優勝は初となりました。

ちなみに静岡県勢は男女ともに選手権優勝☆
未来の「なでしこ」も楽しみですね。
※女子は藤枝順心高校が優勝。

静岡学園の選手たちは
「青森山田相手に対して、無失点は難しい、
失点しても自分たちのサッカーをするんだ。
1点取られたら2点獲る。2点取られたら3点獲る。」
そう言われて試合に臨んだ。

試合結果は、まさに、その通りになった。
青森山田が得意のセットプレーから先制。
その後追加点を加えた青森山田は、
盤石のサッカーで高校サッカー界初の
高円宮杯、選手権の2連覇への光が見えたと思った。

んが、静岡学園が意地を見せる。
前半終了間際に1点奪い返すと、
後半20分には同点弾。そして、
後半85分に、この日2点目となるDF中谷のゴールで逆転し、
静岡学園は、静岡県勢として24年ぶり。
静岡学園としても24年ぶり。
初の単独優勝を逆転でもぎ取った。

おめでとー♪・゚・(P∀`q)・゚・

浦和レッズの試合でさえ満席になる事のない埼スタは、
56000人の観客で埋め尽くされ、
「え?これ代表戦?」と見間違うほどでした。
また、サッカー専用スタジアムでラッパの音が鳴るw
独特な雰囲気は、猫毬が久しぶりに
「ああ…スタジアムに行けばよかった…」と思わせるほどでした。

ちなみにこの試合の両チームのメンバーには、
鹿島に内定している「松村優太(静岡学園10番)」
浦和に内定している「武田英寿(青森山田10番)」他、
J内定者が複数。そして、U-16、U-17、U-18の
代表選手も複数人含まれている。

松村優太&.jpg

特にU-18ではチームメイトのこの2名は今後も注目です。
左が松村優太、右が武田英寿。

また、名門青森山田で、1年生でレギュラー、
今大会もボランチながら4得点のスーパールーキー。
U-16代表の「松木玖生」の今後にも期待です。

松木玖⽣.jpg

他にも、矢板中央の1年生GK、藤井陽登など、
松村優太のPK1本以外は無失点というGKなんかも生まれました♬

うむ☆豊作じゃ(^^♪

今大会で目に付いたのは、、
大きい高校の躍進です。
ベスト4の帝京長岡なんかは、、
幼稚園、小学校、中学、高校…と。

幼小中高一貫!!(◎_◎;)

今大会のメンバーは、
なんと幼稚園からのチームメイトだった。
そして、青森山田が地方柄、雪中練習で鍛えられていたのに対し、
同じ雪国の帝京長岡は屋内でのフットサル練習だったそうだ。
試合のプレーでも、それは色濃く反映されていました。
極狭い局地戦では、帝京長岡の選手は
ワンタッチのテクニカルなプレーで青森山田を翻弄していました。

このように、高校の3年間。という枠を超え、
長い期間、徹底的に積み上げたメソッドを身体に染み込ます。
その成果が、昨今の「Jユースを軽くぶっ飛ばす高校」の
種明かしの一旦かもしれませんね^^

クラブユースは、プロという括りによって、
成績次第では戦力外ですし、監督コーチ次第で、
戦術やプレーも、下手すりゃ1年経たずに変化してしまいます。
んが高校にはその制約が無い。

自チームの特色を組み込んだメソッドを色濃く積み上げ、
それを素に選手を育成していくスタイルの高等学校のサッカーは、
すでに部活の域を超えている気がします。

この大会は今まで見た選手権で一番面白かったかもしれない。

今期の高円宮杯が楽しみだなぁ♬
静学にもスポンサーが付くかもなぁwww

オリンピックも高校サッカーのチームで挑めば、
少しは結果も出そうなのにな( ゚∀゚; )w