そうそう。。
めずらしく。。猫毬ブログ、画無しですw

以前、描いた「アマビエ」を描くに当たっての、
自分で書いた妄想設定昔話。。
妄想で絵を描くために。妄想昔話を創作妄想する。。(;^_^A(;^_^A(;^_^A。。。

こんなんですw、、(ホントはもっと雑(;^_^A)

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むかしむかし
西のくにに、山と海に挟まれた小さな村がありました。
其処に住む村人は、山の幸と海の幸よって、
それなりに幸せに暮らしていました。

小さな村と言っても、そこには二通りの民が居て、
一方は山の民、もう一方は海の民、
山の民は山の麓に暮らし、
海の民は海辺で暮らし、双方はお互いに仲が悪いものの、
少しばかりの取引をしながら村の均衡は保たれていました。

山の民は、木で作った筏(いかだ)や櫂(かい)、
また銛の持ち手になる木の棒などを海の民へ、

海の民は、その道具を使って獲った魚などを山の民へ、

それぞれが、持ちつ持たれつ暮らしておりました。


山の民には「やま彦」と呼ばれるモノが何人か居ました。
やま彦は、一般的な山の民と違い、
山中に住み、滅多な事では里に下りてこない民で、
山の民の中でも、また、麓で畑を耕す民(里のもの)など、
色々な人たちが助け合いながら生きています。

やま彦たちは、時折、里に下りて来ては、
山の幸や、時折獲れる獣の肉と、
農作物と藁で作った網などを交換し、
その網などを使ってまた山中で暮らすのです。

ところで、やま彦たちには「名」がありません。
裏山のやま彦。とか、鞍のやま彦。など、
山の名前で呼ばれていて、
その中でも、ひと際大きい山に住む、
「雁のやま彦」は、
海の民にも名前が知れるほどの健脚の持ち主で、
やま彦で在りながら、海まで出てきて魚獲りもするのです。

海まで出て来るやま彦など一人しか居なかったので、
海の民は、「やま彦」といえば、
「雁のやま彦」の事しか知りませんでした。

續~
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(*ノ∀`*)フフ♪モウソウモウソウ(^^♪