終わったからこそ語れる事もある

                       by猫毬

ロシアワールドカップから正式導入されたVARに関して、
みなさんは、どうお考えだろうか、、、

一定の効果が上がっている。という意見と。
試合の流れを妨げている。という意見、
また、VARの基準が不明瞭だ。という意見。

様々な意見が飛び交っています。

猫毬的な意見は。。
有用性を認めます。
理由もはっきりと言えます。
そもそもVARに限らず、審判の判定精度を上げる試みというのは、
審判員自身が、過去の判定に見逃しや誤りがあった事を、
ある程度、認めている事に他ならない。
故に、FIFAの審判委員会自体が、率先して導入した事には、公正性を感じます。
ただ、、そもそもの言いだしっぺのオランダが予選敗退していたのは残念ですが;;

そして、違う問題を一緒に考えてしまっている方が多い事も、問題かもしれません。
VARだろうが、なんだろうが、
ペナルティエリア内でのハンドや、オフサイド判定の基準が、
今までと変わっていっている事実を、選手も観戦者も認めた方が良いかもしれない。

「あれがハンド!!!!????」

サッカーは変化しているのです。4年後はさらに変化しているでしょう。
そしてFIFAの規定集の変更は、各国のサッカー協会に、都度、通知されています。
それにいち早く対応する事も、代表チームの強さだという事が理解できない国は、
徐々に衰退していくと思われます。
今大会において、南米系、北中米系、
ラテン系(具体的に言うと、スペインとポルトガル)の
代表国がVAR対象になるケースが非常に多かった事は、残念な事です。
つまりは、「ほんとは見えないところでズルしてた」事が強さの一端だったのですから…。
それが証明されただけでも、VARの効果はあったと考えられると思います。

一方で、VARを使用する基準については、雑すぎる感は否めなかったです。
「主審が必要と判断した時に、VARを参考にする」
VARハンドブック(VARに関する規約)参照。
じつは、他にも多くの条文があるんですが、、
曖昧且つ、不明瞭この上ない文面が羅列してありました。

思うに、同時期に開催されていたテニス、全英大会。
ま、テニスに限らず、様々な競技で採用されている、チャレンジシステムを利用するのは、
どうなんだろう?。両チームのキャプテンに、その権利を与えれば、、
今まで目に見える効力を持たなかったキャプテンマークにも意味が出るのではないかな。



猫毬の半分は、、日々、サッカー妄想でできています^^;







@124