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「久保建英」を、どうするのか。 [毬(選手紹介)]

病は残酷なほどに万人に平等だ……
いちスポーツ好きとして、
池江璃花子選手の回復を祈っております。頼んだよ、、くれは。



さて、今日はタイトル通りです^^
若手選手紹介の中では、主役と言って良いでしょう。
猫毬も大いに期待している若者、
もしかしたら既知の方も多いかもしれない。
かつて、バルサで天才少年と呼ばれた若者。

kubo_takefusa.jpg
画像はお借りしています。

久保建英(17)173cm67kg FC東京所属
アタッカー左利き

小学生の時にFCバルセロナ(バルサ)の目にとまった彼は、
少年時代をスペインでプレーし、活躍します。

しかし15歳にしてFIFAとバルサの確執に巻き込まれ、
スペインでの試合出場資格を失います。
このあたりは、複雑で、、
18歳以下の選手の国際移籍に関する条項が、
曖昧になっていた事もあって、久保以外にも
多くの欧州での外国籍少年選手の可能性を閉じたカタチになります。
久保は犠牲者と言ってもいいでしょう。

出場試合を求めて久保は15歳で帰国し、
FC東京に所属します。
U-18のカテゴリを主戦場として、
多くの最年少記録を塗り替えていきます。

昨年は横浜マリノスへのレンタル移籍中にJ1初ゴール。
今年からFC東京に復帰します。

代表では、当たり前の話ですが、
各年齢カテゴリーで驚異の代表招集歴を誇ります。
(A代表のキャンプにも練習生で参加しています)

しかしながら彼のプレーは現状の日本代表にそぐわない。
守備に参加せず、プレスに参加せず、
ゴール前ではパスをせず、自ら突っ込むスタイルは、
周りのメンバーから、ふつうに孤立します。

これは、バルサで育った弊害と言えます。
ボールを個人が保持せず、パスを回し続けキープする
バルサの戦術を行うチームは、世界的に見れば少数派でしょう。

よって彼にはボールを保持する能力(シールディング等)がありません。
ソレを身につける機会がなかったからです。
ジダンもCロナウドも(いずれも元レアルマドリー)
驚異のボール保持能力があってこその攻撃力です。

なんとなく思い返せばきっと皆さんの脳裏にも思い浮かぶかもです。
メッシがアルゼンチン代表では輝かない理由はこの辺りにあります。
バルサでの天才はバルサ以外では輝きにくい。

久保が驚異の俊敏性と年齢に見合わない技術を持ちながら、
ここまで今一つポテンシャルを
発揮できない理由もここにあります。

解決策はおそらく3つくらい。
1、久保中心のチームにする。
2、久保のポジション(使い方)を変える。
3、久保自身の考え方と守備能力を上げる。

いずれも時間がかかる問題ですが、
彼はまだ若い。
きっとどこかで挫折します。その時の乗り越え方次第でしょう。
これまでも、この手の選手が時折、日本にでてきましたが、
芽が出た事がありません。

それでも、今の日本代表であれば、受け入れられるかもしれない。
と、いう思いから、
猫毬的には堂安とのコンビネーションに期待します。
右サイドから突破すれば、得意の左足が生きてきます。

守備時に走らないその頑固な性格はww
じつはそのうち治るのよね(笑)
(かつては王子も走らなかったw)

はてさて森保君。。この子をどう育てるかなぁw

※彼は現状U-20の遠征メンバーにもU-18にも
選ばれていない。
と、いう事は、U-23のカテゴリに選ばれる可能性があります。
東京五輪で星になるのか、流れ星になっちゃうのかw
楽しみにしたいと思います。
…猫毬が生きていればの話ですが^^;

@121
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